GVBインプレッサとKZ1000とCBRと。

インプレッサGVBとCBR250RRとKZ1000の整備記録と備忘録ですが良くも悪くも誰かの参考にでもなれば幸いです。※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

DIY カワサキ[Z1000A] キャブの同調調整をしてみた話

以前から聞いたことはあった同調調整という言葉。

やってみたいとは思っていたものの、設備面でも技術面でもなんとなくハードルが高くて今まで手を出せずにいたのですが、この度思い切ってチャレンジしてみましたで、その話を。

 

そもそも同調調整というのは何かと言いますと、(素人の私なりの解釈で、かつ簡単に言うならば、)複数気筒のエンジンの気筒一つ一つが同じ力で回るように、それぞれの気筒が同じ量の空気を吸うように調整することです。(よね?)

例えばZは4気筒ですが、1番と4番の気筒では頑張って回っているのに2番と3番の気筒はやる気がなくてあんまり頑張っていない、となると当然ちぐはぐになってしまいスムーズさに欠ける事になってしまいます。 

やはりエンジンがスムーズに回るためには4気筒の力がそろっている必要がある(らしい)のです。

それぞれの気筒の出力を揃えるには当然キャブのセッティングやエンジンの圧縮などが揃っていることはもちろん、空気を吸い込む量もそろっている必要があります。

例えばアクセルオフのアイドリング状態でも、スロットルは完全に閉じている訳ではなく、アイドリングするために必要な空気を吸い込むためにわずかな隙間が空いているわけですが、この隙間を揃えようというのが今回の目的です。

(※今回の手法からすると、正確には同じ空気量を吸い込めるようにそれぞれの隙間を調整しよう。のほうが正しいかもしれませんが。)

この同調が狂っているとアイドリングが不安定になったり、スムーズに吹け上がらなかったりといった影響が出るようなので、それこそまさに私のバイクの悩みの一つ!

そこで、これらの改善を見込んで今回チャレンジしてみました。

 

まずは必要な道具を揃えなければいけません。

それぞれの気筒がどれぐらいの空気を吸っているのかが分からないと調整しようがないので、負圧を計測するためのメーターが必要になります。

今回の作業のために購入したもの①

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4連バキュームゲージです。

STRAIGHT(ストレート)さんというメーカーさんの物です。

14,800円でした。

一つの負圧計を分岐させて接続しそれぞれの気筒ごとに順番に揃えていく方法もあるようですが(詳しい説明は割愛)、作業手順が増えるし、ただでさえ慣れない作業がより複雑になりそうだったので、奮発して一番わかりやすい4連メーターでの計測を採用しました。

ただこの4連メーター選びもかなり悩みまして。

1万円を切るようなものから何万円もするような高価なものまであり、結果的には通販サイトのレビューなどを見て、価格も許容範囲かつそれなりに高品質との評価の多かったこの商品にしたのですが、どの商品も決め手に欠き本当に悩みました。

特に計測機器は正確じゃないと意味がないものですが、計測機器が正確かを計測した情報はなかなかなく商品選びに困りますね。

とはいえウダウダ言ってると話が進まないので、買ったからには正確と信じて使用したいと思います。実際に届いた商品を見ても思った以上に安っぽくなくて良さそうです。

Zはキャブとエンジンをつなぐインシュレーターという部分に負圧計測用の口があるのですが、そこに接続するためのホースもメーターに付属していて、その点も良かったです。

↓画像中央のキャブとエンジンの間の部分。

 下向きに出ているキャップを外してホースを接続する。

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(もちろん4気筒それぞれのインシュレーターに接続できるようになっています。)

 

今回の作業のために購入したもの②

ガソリン用サブタンクです。

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同調調整はキャブの上部を開けて作業するので当然、燃料タンクが邪魔です。

なのでタンクを外すことになるのですが、計測中はもちろんエンジンをかけないといけませんので燃料を供給しなければいけません。

そこでこのサブタンクを接続し上から吊って点滴のようにガソリンをキャブに送り込む作戦(?)です。

 

で、準備完了の図がこちらです。↓

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①キャブの調整ですので油面が揃うようになるべく車体は水平が良いと思うのですが、残念ながらバイクスタンドは無いので、サイドスタンドの下に角材を挟んで水平にし、逆側に倒れないようにジャッキで支えています。

②調整に時間がかかってオーバーヒートしないように扇風機で風を当てています。(扇風機が弱くて気休め程度です。工場などにあるオレンジのデカいのが欲しいです。)

③燃料タンクは外してサブタンクがつながっています。私のバイクは左右に分かれているのでサブタンクが二つあります。ひとつから分岐しても良かった。)

④4連メーターにはインシュレーターからそれぞれホースがつながっています。

⑤事前にアイドリングしてエンジンを温めてあります。

⑥見ての通りサブタンクや燃料・電球を吊っているのは脚立。ダサいけど十分な活躍。

⑦キャブのトップカバー(ふた)は外してあります。

 

準備ができたらエンジンをかけます。

エンジンをかけるときはバキュームメーターの根元の部分を締めこんでおきます。

いきなりドカッと過剰な負圧がかかるとメーターに良くないようで、説明書にもそう記載されています。

エンジンがかかったらゆっくりと緩めてやると負圧がかかりメーターの針が動きます。その時点では針はブレブレでどこを指し示しているのかわからないのですが、今度は逆にゆっくり締めこんでいくと針が落ち着いてきます。4つとも緩める→絞るを行います。

最初の時点でのメーターがこちら↓

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見事にバラバラです!嬉しい!

こういう時、複雑な感情なのですが、異常がある方が嬉しくないですか?

仮にこの時点でビシッと揃っていたりすると改善の余地がないことになりますので、異常があった方がせっかく機材を購入した甲斐があるというものです。

バラバラなことが確認できましたので、エンジンをかけたまま調整に入ります。

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キャブのふたを開けたところにある↑の画像中央のナットを緩め、マイナスドライバーでイモネジを上下することで下にあるシリンダーを上下させて空気の通り道を調整する仕組みです。で調整したらナットを締めて固定する。この繰り返しです。

メーターを見ながらイモネジを回すと針が動きますので4つとも揃うまで調整すればいいのですが、これがなかなか難しいです。

というのも、一つを触るとほかの3つも影響を受けて上がったり下がったりします。

それに伴ってアイドリングも上がったり下がったりするので、アイドリング調整ダイヤルも随時調整します。

細かいことをいうと〇番を基準にする。などいろいろあるようなのですが今回はとりあえず4つが揃うことを目標にちょっとずつ調整しました。

で、最終的にはこちら↓

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4つとも同じ値を示しています。

この過程で明らかにアイドリングの音が変わっています。今まではあまり気にもしていなかったのですが、揃ったというか落ち着いたというかスムーズな音に変化しています。

プラセボ(思い込み)かとも思いましたが、何の作業をしているか知らない通りがかった家族にも音の変化を指摘されましたので間違いなく変化しているようです。(動画でも撮っておくべきでした。)

ということで今回の作業はこれで終了です。メーターを外し、キャブに蓋をして、タンクを戻し、片づけたら完成です。

正直言ってこの作業手順が正しいのか分かりませんし、『キャブを触る』のは私の中ではハードルの高い作業なのですが、そんなこと言ってても仕方ないので少しずつ出来そうなことにチャレンジして経験を積んでいきたいと思います。

 

ところでその後、実際に走行してみた感想なのですが、走りに関しては違いが明確に分かるといえるほどの変化は感じませんでした。が、少なくともアイドリングから低回転時の排気音のバラつきは明らかに減ったように思いました。

致命的な故障修理などではなく、この手のメンテナンスは何か一つでガラッと変わるということは無いと思いますので少しずつ出来ることを増やしてコツコツとメンテを積み重ねていってあげたいと思います。

DIY カワサキ KZ1000Aのチェーンのメンテナンスをした話

実はあまり普段からチェーンに意識を向けていなかったのですが(これがそもそも良くなかったです。反省しました。)今回Zのチェーンのメンテナンスをしまして。

 

というのも他の方のバイク(HONDAのCB400)で『エンジンブレーキがかかるタイミングでシャラシャラと異音がする』という症状で、バイク屋さんに検査してもらったところチェーンの汚れが原因だったという話を聞きまして。

聞いた話なので詳細は分からないのですが、異音自体はエンジンからしているとも感じるような音だったのに原因がチェーンで驚いた。という話だったので、そういえば私のZもチェーンはしばらくチェックしてないなぁと。

 

そこで今回ケミカルや道具をそろえてメンテナンスを行いましたのでそれについて書きたいと思います。

 

使用した道具その①↓

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バイク用ローラースタンドです。通販(モノタロウ)で2,990円でした。

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この2つのローラーの上にリアタイアを乗せると、タイヤが空転して車体を動かさなくても手でタイヤを回してチェーンが回せる優れもの(?)です。

もちろん、スタンドで持ち上げてもいいのですがこちらの方が気軽に使えてよいかと思い今回購入しました。

そもそもセンタースタンドがあれば不要なんですけど、無いので仕方ありません。

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スロープはそんなにキツイ傾斜じゃないので、重たいZですがそんなに苦労せず押して乗せられました。

意識するのはスムーズに回すためにもなるべくまっすぐ載せることでしょうか。

もちろん荷重が掛かっていますので浮かした時ほどクルクル回るわけではありませんが、『ヨイショッ、ヨイショッ』ぐらいの力で回せます。

 

改めてまじまじとチェーンを見ると・・

かな~り汚い。↓

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いろいろ調べてみると本当はもっと頻繁に掃除や注油をすべきものだったみたいです。

知識のなさを反省。これからはこまめにメンテしたいと思います。

・・・というより、すでに交換時期かも?

様子見てそのうち早めに交換したいと思います。

とりあえず今日のところは清掃・注油します!

 

使用した道具②チェーン掃除用のブラシ↓

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三面を一気に掃除できる便利グッズです。

これも通販(モノタロウ)で589円で購入しました。

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色んな商品があるものですねぇ。

知っている人からすると以前から存在するあたりまえの商品なんでしょうか?

感心してしまいます。

 

使用したチェーンクリーナー↓

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『シールチェーンにも使える』と明記してある商品を購入しておけば間違いないとのこと。

逆に明記していないものは掃除するつもりがかえってチェーンを傷める可能性があるとのことですので気を付けたいです。

ゴム部分を傷める可能性があるのでパーツクリーナーはもってのほかとのことです。

 

タイヤやチェーン以外の余計なところにかからないように気を付けながらクリーナーを吹きかけてブラシで掃除します。

力を入れすぎて傷めないように気を付けながら。

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ブラッシングしたら再度クリーナーをかけて汚れを流してウエスで拭き取ります。

掃除後のチェーン↓

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見違えるほどきれいになりました~。

タイヤを回しながら少しずつ、チェーン全周をキレイにします。

 

キレイになったら次は注油です。

今回使用したチェーンオイル↓

『LAVEN スーパーチェーンルーブ』

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これも『あらゆるチェーンに使用可能』なタイプを購入しました。

これ1缶420mlで1,390円。何回分か分かりませんが結構高いです。

プシューとスプレーすると泡になって出てきます。

ジワッと浸透して良い感じです。

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缶の裏に記載されている通り、全周に渡って吹き付けたら15分待って乾燥させて拭き取りました。

仕上がりは、なんというかネチャネチャしています。しっかりコーティングされているような感じがしてこれまた良い感じです。

 

最終的な画像を撮り忘れましたがやる前に比べるとまず見た目がすごくキレイになって嬉しくなります。

掃除中に流れ落ちるクリーナーで床を汚さないようにトレイに受けていたのですが、真っ黒の液体が溜まっていました。

これだけの汚れがバイクから落ちたと思うだけでも満足度が高いです。

 

注油してすぐ走ると飛び散るとの話も聞きましたので一晩寝かせてから試走しようと思いまして、まだ走っていないので何とも言えませんが、少しでも異音が減ったらいいなぁと期待しております。

 

それにしてもバイクのメンテナンス項目は多数ありますね。

一度、時期や頻度ごとに表にまとめてもれの無い様に整理してみたいです。

 

追記

チェーンオイルやクリーナーが床に付かないようにと受け皿にしていたトレイを掃除するのを忘れていまして、1週間後に発見!

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乾いてしまってベッッタリとした得たいの知れない汚れになっていました!泣

パーツクリーナーと食器用洗剤でキレイに落としましたがすごく時間を取られました。後片付けはちゃんとしないといけませんね。

いや、むしろそのまま捨てられる新聞紙とかで受けるべきでした。こういった細かいところも経験値の積み重ねで効率よくなっていくと良いですね。

【GVB】約1年間のインプレッサの燃費を計算してみた話

1年間収集したガソリンスタンドのレシートを基に、エクセルに情報を入力して実際の燃費を計算してみました。
2リッターターボのスポーツカーが実際にはどれぐらいの燃費なのか気になってる方の参考になれば幸いです。

以前に書いた記事では約2ヶ月分のデータを基に計算してみたのですが、その時は約8km/lという結果でした。
以前の記事↓
www.ahiruyan.work

今回はデータは多い方が正確な平均燃費が分かるだろうということで約1年分の記録を基に計算して、表にまとめてみました。

その結果がこちら↓
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(見にくくてすいません。)

集計期間中におよそ7000kmほど走って、
平均燃費が7.17km/lでした。
前回の計算結果よりも下がってます!(泣)
GVBはもちろんハイオク仕様ですので毎回ハイオクを入れています。それでこの燃費です。

走行条件は以前の記事に書いた時とほとんど変わっていません。主に田舎の町中を通勤に使用しています。嫁さんと遠出するときは燃費が倍以上優秀なノートで出掛けることが多いので、本当にほぼ通勤にしか使っていません。

時にはアイドリングで長時間駐車していたりしたこともあるにはありますが、いまやスポーツ走行(サーキットに行ったり、峠を攻めたり)は皆無ですし、ブーストがかかるほどアクセルを踏むこともほとんどありません。それでたったの7kmとは・・。

これも以前書きましたが私はあまり燃費を気にしないのですが、改めて数字でハッキリ出すと、あまりの燃費の悪さにちょっとだけショックですね。

ただこうやってしっかりと記録してみると、約1年間のガソリンの使用量が1,000リットルだとか、約1年間でガソリンスタンドに20回行ったんだなあとか、ほぼ同じスタンドなのですが1年のうちに約18円も単価が変わっていたりするんだなぁとか、いろんなことが分かって面白くはありますね。

ちなみに記録の付け方ですが、私は給油の際にメーターの走行距離を写真に撮って、あとからレシートの日付と合わせながら距離を入力しています。
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いろいろと燃費を管理するアプリなども試したのですが、給油の際にアプリを立ち上げて数値を入力するのは結構めんどうですし、通勤途中に給油する時など急いでいるときもあるので、写真だけ撮って後でまとめて入力する形に落ち着きました。性格がズボラでなかなかこまめにPCに入力できないので財布の中にレシートが貯まっていくのがデメリットです。

車は燃料を入れなきゃ走りませんし、通勤に必要な以上、車を使用しないという選択肢もありませんので燃費を気にしすぎても仕方がないのですが、たまにはこうやって整理してみるのも面白いのでおススメです。

おまけ
本題から逸れますが燃料の話のついでに豆知識?もご紹介。いつからかは分かりませんが、よほど古い車でなければほとんどの車にあるガソリンのメーターのスタンドのマークの横にある三角形の▶コレ。
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給油口がある方向を示しているんですよね。
画像はインプの物ですが、この場合は右側(運転席側)に給油口がありますよ。ということになります。
乗りなれない車でガソリンスタンドに入ったときに、
『あれ?どっち側に給油口があったんだっけ?』とならずに済みます!
『そんなこと知ってるよ』ってなりますよね?
私もこんなことをドヤッて書くのもどうかと思うのですが、先日、人と話していた時に意外に知らない人がいて、感心されてしまったので記載してみました。

スズキのバンバン200の修理をした話【エンジンがかからない!】

知人に頼まれてバイクの修理をいたしまして。

実をいうとこのバイクの修理を依頼されたのは去年の事で、頼まれた直後にいろいろと故障原因を探っていたのですが、原因を見つけられず途中で嫌になって放置してありました。持ち主も滅多にバイクに乗らない方で、バイクが無くても生活になんら影響がないと言うことで、修理の催促を受けることもなかったのでなかなか私も意識が向かず、ウチのガレージに置きっぱなしになっていました。

 

それがこの度、新型コロナウイルスの影響により、本職の仕事が長期にわたってお休みとなり、時間ができたので修理を再開→無事修理完了となりましたので状況を報告したいと思います。

 

車両はスズキのバンバン200です。

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個人的にはあまり好きなバイクではありません。

見た目も好みではないですし、単発エンジンも好みではありません。

でも修理してほしいと言われただけで私の好みはどうでもいいのです。

 

そもそもの発端は、このバイクのオーナー曰く、走行中にアクセルを大きく開け、回転を上げ加速しようとしたところ、吹け上がらずにエンジンが停止してしまった。とのこと。

 

私が見に行くとエンジンはかかるけど、走り出すとすぐに止まってしまい、その後しばらくエンジンがかからない。時間がたつとかかったりするときもある。セルはちゃんと回る。そんな状況でした。

 

この時点ではさっぱり原因がわかりませんので自分で一つずつチェックすることにします。

 

①燃料切れ? → 入ってます。ちょくちょく乗っていたとのことで古くもなさそう。

②バッテリー? → セルは回るので正常だと思われます。

③プラグ? → 外して確認すると火花が飛んでいません

 

そこで日を改めてプラグを新調し交換しましたが、火花は飛びません。

お手軽にプラグ交換で直ってくれれば嬉しいな、と思っていたのですが、簡単にはいきませんでした。

 

同じくお手軽にヒューズを確認すると、この車両はメインヒューズが1個あるだけのようでした。セルは回るしライトも付くのでヒューズでもなさそう。

しかもエンジンがかかったり、かからなかったりする!つまりかかる事はかかるので、どこかが完全に断線しているということでもなさそう。

 

となると、経験上・・・イグニッションコイルが怪しい!(素人考え)

↓バンバン200のイグニッションコイル

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車両前方のタンクの下にあります。

ということで新品部品を取り寄せ、イグニッションコイルとプラグコードを新品交換します。

結果、症状変わらず。

 

イグニッションコイルではないのなら、イグナイターが怪しい!

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こちらは新品が高すぎた(2万円以上した!)ので、某オークションで『実動車より取り外しました。』を信じて中古部品を購入。

※故障の検証に中古部品を使用すると、購入した部品も壊れている可能性があるので、結局故障箇所の絞り込みができないのであまりおススメしません。が、今回は人のバイクの修理で、そもそもプロに頼むほど予算をかけたくない!ということで私のところに来ましたので、一か八かで中古を買いました。

 

で購入したイグナイターを交換してみると・・・

症状変わらず。

 

この時点でかなり嫌になってきています。

 

次に疑ったのはポイントです。

点火タイミングの部分がうまく作動していないのかな。と。

よくわからないままエンジンオイルを抜き、チェーンを外し、スプロケを外し、エンジンのカバーを開け、コイルを見てみると、

・・・パッと見は正常。

リアランスなどを調整するような構造でもなさそう。

 

この辺でもうギブアップ。

整備書も配線図も、ついでに経験もない私にはもう打つ手がありません。

しかもこの時にはもうエンジンはたまにもかからなくなっていました。

セルは回るけど、回るだけ。

初爆もせず、かかる気配もありません。

 

どうすることもできず、途方に暮れて無意味と分かっていながら改めてイグナイターを入れ換えたり、イグニッションコイルを脱着したりして、かからないだろうと思いながらセルを回すと、エンジンがかかるではありませんか!

しかしまたすぐに切れてしまいます。

 

エンジンがかからない状態から、特に何もしていないのに復調したりする。

したことといえば配線を差し替えたりしただけ。

この辺でなんとなく想像がつき、メインハーネスをほぐしていきます。

 

結果をいうと、イグナイターからイグニッションコイルへの配線の断線でした。

断線というか、途中のコネクタが外れていました。

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画像を見ていただければわかるのですが、このコネクタ・・・必要性がわかりません。

イグナイターから来た配線がコネクタを介してUターンしてきて、またコネクタを介してイグニッションコイルへ繋がっています。(オレンジ色の配線)

直接1本でつなげれば良いじゃないかと思うのですが、ほかの車種とハーネスを共用していて、そのほかの車種ではここに何かがつながるとか、そんなようなことだと思いますし、そもそも人のバイクなので、この状況が純正とも限りませんので細かいことは考えないようにします。

余計な事は置いておいて、とにかく原因がわかりました。

ビニールテープで巻いてあったので完全に外れていたわけではなく、抜けかかっているような状態でした。

これが配線を触ったときに接触して通電したり、振動で離れたりしていたのだろうと思います。

 

完全に切れていれば、エンジンが全くかからないわけですので断線を疑うことも出来たかもしれませんが、中途半端にかかったりかからなかったりするので余計に惑わされました。

そもそもオーナーの話では『アクセルを開けると・・・』という話でしたが、結果論ですがアクセル操作は今回の不具合には直接は関係のない事だったということです。

おそらくアクセルを開けて、回転が上がることに伴って大きくなる振動でコネクタの接点が離れてエンジンが切れるということだったのだろうと思いますので、出力や回転数に影響をうける不具合(電圧とか熱とか)だろうと思っていた時点で的外れでした。

 

コネクタをカチッとしっかりはめなおして今後はもう抜けないように、苦労した恨みも込めてビニールテープでグルグルに巻いて修理完了です。

 

ここまでの文章がメチャクチャで、今回は特に読みにくかったと思いますが、要するにいろんな部品変えて長い期間すごく悩んだけど、結局コネクタが抜けてただけだった!というお話でした。

 

始めから原因が分かっていれば15分で終わる作業だったのに、無駄なお金も時間もかかってしまいましたが、悩んだ分エンジンがかかったときは思わずガッツポーズするほど嬉しかったです。

最終的に自走で知人宅まで行き、納車完了。

喜んでくれました。

 

こういうことがあると、プロのバイク屋さんて本当に尊敬します。

様々な車種が様々な症状で持ち込まれて、しかもそれを早く直さなくてはいけないのですから、本当に知識や経験がものをいう大変な職業ですね。

今回の私の故障診断も、プロであればもっと早く原因にたどり着けるポイントや診断方法があったりするのでしょうか?

私もコツコツ日々勉強したいと思います。

 

ちなみに後日、バイクを直したお礼として3食で5,000円という高級なレトルトカレーを貰いました!絶対自分では買わないでしょうから貴重な体験となりました!

味は普通でした。

DIY 久しぶりに自分でインプレッサ(GVB)のオイル交換をした話

前回のオイル交換は車検の時に知り合いの勤める某ディーラーでやってもらったのですが、それからしばらく乗ったのでオイル交換をしようと思い立ちまして。

最近はめっきり自分で作業することがなくなり、
前述の知り合いに作業してもらってばかりだったのですが、新型コロナウィルスの影響で暇を持てあましており、久しぶりに自宅でオイル交換する事にしました。

↓今回使用したオイル
 ゼロスポーツさんの10W-40
 チタニウムTBです。
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インプレッサはエレメントも交換すると4リットルちょっと抜けます。
4リットル缶のオイルだともう1リットル購入することになるのですが、ゼロスポーツさんのオイルは4.5リットル入りなのでちょうど良いのです。
すごく気の効いた商品で、以前から気に入っていて自分でオイル交換する際は毎回これです。
最近は特にオイルの品質を気にしないといけないような走らせ方はしないのでこんなに良いものじゃなくても良いのですが。

↓今回使用したオイルエレメント
 オイル同様、ゼロスポーツさんのもの
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これこそ純正や純正同等品でいいと思っているのですが、通販でオイルを購入する際に同じショップにインプに適合するエレメントがこれしかなかったので。
品質は良いのかもしれませんがお値段が高いです。
高いですがエレメントだけを他のお店に注文すると送料の事もありますし、面倒なので奮発して購入してしまいました。

休日の午前中にのんびりと作業を始めます。
まずはオイルを抜くべく、ジャッキアップから。

↓そのままでは車高が低くフロントからジャッキが入らないので、
 一度木材の上に自走で乗ってからジャッキアップし、ウマをかけます。
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画像の木材は角材を3本、ガムテープでまとめただけのモノですが充分目的を果たしてくれています。
いつかオシャレな専用のスロープを買おうと思いながら、はや10年以上(!)。
ちょっと貧乏くさいのですが、これで出来なくはないのでなかなか購入に踏み切れません。

↓オイルだけならアンダーカバーを外さなくても、抜けるようにカバーに穴が空いています。
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画像は下から覗いたところ。

ただ今回はエレメントも交換するのでアンダーカバーを外します。
アンダーカバーは12mmのボルト3本(フロント2本・リア側1本)とタイヤハウス内のクリップ2本(左右1本ずつ)と後端部にコの字形の部品(左右1個ずつ)で留まっていますのでそれらを全て外します。
↓アンダーカバーを外すために外したボルトとクリップ
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ボルトとクリップを全て外したら前後にずらすとガタッと落ちてきます。
仰向けに寝転んだ状態で作業をするのですが、体の上に落ちてきても大丈夫なぐらい軽量です。
Stiの補強バーがちょっと邪魔だったりしますが外すのはそんなに難しくありません。

↓外したアンダーカバー
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想像していたよりキレイです。

アンダーカバーが外れたらオイルを抜きます。

↓長年愛用の廃油受け
 アストロプロダクツで購入したもの。
 購入したのは何年も前なので値段は忘れました。
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廃油を受ける容器は大きめがオススメです。
ドレンボルトを外したとき勢いよく出てくるので、
オイルの軌跡を予想し容器を置きます。

使い捨ての手袋をはめて、
17mmのメガネでドレンボルトを緩め、オイルを抜きます。

ドレンからオイルが落ちてこなくなったら次にエレメントを外します。
この時点で手にオイルが付いておりスマホを触りたくなかったので画像がありませんが、エレメントを外す専用工具を使ってエレメントを外します。
GVBのエレメントはエキマニの隙間から真上に向かって付いておりますので、外す工具はカップ形状のタイプじゃないといけません。
最初だけ工具を使って緩めたら、あとは手でクルクルと回して外していきます。
この時ドバっと残っているオイルが溢れてきて手がオイルまみれになりますがどうしようもないです。

↓外したドレンボルトとパッキン
 パッキンはお疲れさまでした。
 ボルトはもう少し頑張って下さい。
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この時、下回りを見ていたら少し気になるものが。

クーラントが乾いた跡が!
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クーラントのロアホースなのですが、LLCが滴った跡があります。
クーラントの入れ換え作業の際のもので、平時に漏れている訳じゃない!と信じて見なかった事にします。

さらにもう一個気になるものが。
↓ヘッドまわりがオイルで汚れています
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これは‥‥滲んでいますね。
ガスケットがダメになりつつあるのだろうと思うのですが、どうしようもないので見なかった事にします。

しばらく放置しオイルが完全に落ちてこなくなったら、パーツクリーナーを吹き掛けた布で各部を拭き取り、ドレンボルトを締めて、新しいエレメントを取り付けます。

↓新品のパッキンと廃油を捨てるための処理BOX
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(アンダーカバーのクリップは後ろにボヤッと映っているプライヤーで挟んで外しました。)

↓新しいパッキンと使用済みのパッキンの比較
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↓新しいエレメントと古いエレメントの比較
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ドレンボルトのパッキンは毎回新品に交換します。
上の画像を見て分かるように、締め付けた際の圧力でパッキンが潰れる事によって密着し漏れを防ぐので、すでに潰れているパッキンでは意味がありません。

エレメントは箱に締め付け方の記載があります。
新しいエレメントのゴムパッキンの部分に指でオイル(廃油でOK)を塗ったらクルクルと締めていき、
エンジンに当たったところからさらに2/3回転締めます。
工具で力一杯締める必要はなく、素手で締められます。

廃油受けのオイルをチェックしてみると、特に目立った異物は見受けられず、一安心。
廃棄するために処理BOXに移します。

↓オイル処理BOXの中
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青い布のようなものがギッシリ。
これにオイルを吸わせます。

↓廃油を入れたところ
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ドレンボルトをしっかりと締め、エレメントを取り付けたらアンダーカバーを戻し、ジャッキから下ろし、新しいオイルを注入します。
オイルを入れる際は、ロートを使用して缶から直接注いでもいいのですが、どれだけ入ったか分かりにくい上に、一気にいくと重たいので、少しずつ別の容器に移してから入れます。

↓オイルを入れる容器
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1.5リットル、1.5リットル、1リットルと3回に分けて計4リットル入れました。
2リットルの容器なので2回でも良いのですが、ギリギリまで入れると、いざ注ごうと傾けた際に上から溢れないか気を使うので少しずつがオススメです。
急がば回れ、です。

この時、オイルの注入口のまわりにタオルなどを置いておくとポタッとしてしまっても安心です。

とりあえずまず4リットル入れたら量を確認します。
キャップを締めてエンジンをかけ、1分ほどアイドリング。
エンジンを切ったら各部に行き渡ったオイルが降りてくるのを2分ほど待ちます。
その後レベルゲージを抜き、先端をキレイに拭き取ったらもう一度差し込み、改めて抜いて先端に付着したオイルを確認します。

↓画像ではわかりませんが、loとhiの間の下3分の1ぐらいです。
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適量の範囲内なのでここで終わっても良いのですが、
これだと4リットルしか使っていないので、わざわざ4.5リットル入りの商品を購入した意味がなくなってしまうので、もう0.2リットル足します。

今回はフロントのみをジャッキアップし、傾いた状態でオイルを抜いたので、オイルパンに少し残っていたと思われます。
ドレンボルトを外した状態で1度ジャッキから下ろして水平にしたりすればもう少し抜けたと思うのですが、めんどくさかったので。
どのみち全量は抜けませんので、どこまでやるかはその時の気分次第ですが、「大部分」が新品になれば良いと思います。あまりこだわりすぎて大変な思いをするよりも、手軽にこまめに交換する方が大切だと考えています。

最後にもう一度量を確認し、適量を確認したら作業は終了です。

↓今回の作業で出た廃棄物
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オイル交換というとメンテナンスの基本ですが、ジャッキアップするところから含めるとけっこう時間がかかります。
加えて液体を扱うので汚れますし、気も使います。
しかも、見た目や体感的に何が変わるでもないので達成感も感じにくいです。
(オイル交換が体感できるという人もいますが、私は分かりません。)
なのでやっぱりショップでやってもらった方が良いなーと思いました。
しかし、愛するクルマですので、たまには自分で交換してオイルの状態を自分の目で確認するのも大切です。時間があって気が向いたときは皆さんもぜひ。

特にネタがないので今後インプレッサ関連でやりたい事を整理してみる話

最近めっきり車イジりの機会がなく、
作業をしていないので話のネタもなく、
このブログに書くことも全然ないので、
今後のやりたいことや作業予定を書いてみたいと思いまして。

①追加メーターの取り付け
現在のGVBは専ら通勤に使用しているだけで、
水温が気になることもなければブースト圧をチェックする必要性もないのですが‥
以前の車両で使用していたDefiのメーターが手元にあるので、勿体ないので取り付けたいのです。
手元にあるのはブースト・水温・油圧の3つです。
それぞれセンサーとメーターはあるので、どこに取り付けるのかを考えて、本体を固定するホルダーやセンサー用にサンドイッチブロック(っていうんでしたっけ?)を揃えないとなぁと思っています。
作業自体はそんなに難しいものではないと思うのですが、配線を室内に引き込むために狭いところを通したりする作業が憂鬱ですし、電気の配線も必要ですし、オイルを一旦抜いたりしないといけないので、それにりに時間もかかるし、めんどくさくて二の足を踏んでいますが、そのうちやりたいです。

②ボンネットの塗装の補修
中古で車両を買った時から装着されていたFRPの社外ボンネット。
キレイに塗られていたのですが青空駐車の影響で全体に色褪せてきてしまい、さらに白い水玉が!
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ボンネットが劣化してくると途端に車両全体がボロく見えますよね。悲しいです。
なので何とかしたいのですが、クリアが剥離しているので、磨いてなんとかなるようには見えません。
となると塗装する事になるのですが、ボンネットほどの広い面積のパーツを自分で缶スプレーで塗るのは抵抗がありますし、余計に酷いことになりそうなので出来ればプロの板金屋さんに頼みたいところ。
ところが予算がないので後回し。そのうち臨時収入があったら頼みます。臨時収入?そんな予定はないですが。

③リアワイパーの撤去
スペックCには元々付いていないらしいリアワイパー。
撤去したって重量なんてたかが知れていますし、あっても別に良いのですが・・・
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皆さん、リアワイパーって使いますか?
私はいまいち必要性がわかりませぬ。
私は大きなウイングに、室内に斜めのロールバーを入れて、ガラスには濃いスモークを貼った車両に長く乗っていたこともあってか、そもそもリアガラス越しに情報を見る習慣がありません。
(それが良いと言いたいわけではなく、私がそうだという話です。)
なのでリアガラスが汚れていたからといって、走行中にワイパーを動かしたくなることはまずありません。
むしろ、スイッチどれだったっけ?
なので、無くて良いものなら外したいのです。
リアガラスを拭くときも邪魔ですし。

じゃあサッと外せば良いのですが、外したら穴を塞がなくてはなりません。
塞ぐための専用の(?)キャップのようなものが某オークションで販売してるのを見たこともあるのですが、3,000円ぐらいして高かったので、ホームセンターなどでちょうど良いものを物色してこなくちゃなーと思っています。

ここまで書いて読み返すと、なんだか貧乏くさい話ばっかりです。
出来るのならばエアロも組みたいですし、マフラーだって交換したいのですが、戸建てを新築し、長きに渡る住宅ローンを背負った身としてはインプのカスタムの優先順位は下げざるを得ません。
悲しいですが、お金を(あまり)かけず身の丈に合わせて、趣味として車イジりを楽しんでいけるように試行錯誤していくしかないですね。

◆追記◆
この記事を書いてから約半年後、ボンネットの塗装をしてもらいました。
www.ahiruyan.work

DIY インプレッサ[GVB] 冬になったのでスタッドレスに交換した話

だんだん寒くなってきて雪が心配になってきたのでスタッドレスに交換しまして。

私が住む地域はそんなに多くはないのですが、年に数回は数センチぐらい雪が積もるので、降ってから慌てなくて済むようにスタッドレスに交換して備えたいと思います。

近くの山のてっぺんが雪で3回白くなったら平地にも雪が降る!という言い伝え(?)に従い、2回白くなった時点で交換します!

↓交換するホイールとスタッドレス
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なんの変哲もない普通のホイールとスタッドレスです。

↓235/45/17です。ホントは見た目を考えると18が良いのですが、タイヤの価格を考えてスタッドレスは17インチです。
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ちょっと古いのですが溝はあるのでまぁいいでしょう。新品に交換したいですが予算がないので今シーズンはこれを使いきりたいと思います。ラジアルよりはマシということで。
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ちなみにホイールは7.5Jの+50です。
純正よりインチダウンなのでホイールの内側がキャリパーに干渉しないか不安になりますが、少なくともこのホイールは大丈夫です!
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ちなみに元々履いていた9J+50のツラ具合がこんな感じです。
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いつも通りジャッキアップして普通に交換。エアのチェックも忘れずに。特筆して書くような事もないのですが、強いて言えばstiのロックナットを使用しているため、アダプターを使用して緩めたり締めたりするのですが、そのアダプターにインパクト使用禁止と記載されているため、十字レンチで手で回すのがめんどくさいです。
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↓交換しました。
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うーん。カッコ良くはないですが、冬のシーズンの間だけなので我慢します。

そしてオフセットは同じでもホイールが細くなった分、当たり前ですが引っ込みます。
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カッコ良くはないですが…以下同文。

タイヤの交換方法なんて山ほど情報が溢れていると思いますので、手順や注意点などは割愛しましたが、ホイールのマッチングの情報として誰かのお役に立てば…

スノボを嗜むので山には雪が降って欲しいですが、出来れば日常の生活圏には降ってほしくないですね。危ないですし。

あとせっかくですので注意喚起を…
私の自宅から職場までの区間に2ヶ所「橋」があるのですが、毎年1台はスリップして横向いて道をふさいでしまっている車を見かけます。
道路が凍結していなくても橋だけは凍結していることがあります。地熱が無いから、なんでしょうかね。
特に冬の夜間に橋に差し掛かったら注意しましょう~!