またしても自分のバイクではないのですが、頼まれましたのでバイクのシートの貼り替えに初めてチャレンジしまして。
バイクはホンダのCB400SF(NC42)です。
少し調べたところちゃんと車種専用で売っている張り替え用のシートカバーがありましたのでそれを購入しました。
むしろ、車種専用があったからこそ張り替えてみようという気になりました。
車種専用とは言ってもNC42用に行き当たらず、一世代前のNC39用を購入しました。
以前、NC42とNC39でシートを入れ換えたことがあり、形状も同じだったように記憶していましたので購入に踏み切りました。
結果から言うと問題なく使用できました。
貼り替える前のシートの状態↓
かなりボロボロです。
穴が空いています↓
1度穴が空いた上からテープの様なもので塞ぎ、さらにそのテープにも穴が空いたようです。
穴から雨水が入って染み込んでいるようで衛生的にもあまり良くはなさそうです。カビが生えたりしていそうです。
裏から見たところ↓
ホチキスのようなもので留めてあります。
作業開始です。まずは古いシートを剥がします。
留めてある針をペンチで全て引っこ抜きます。
全て抜けたらペリペリーと剥がします↓
予想通り、かなり汚いです。
本来ならきっちりキレイにしたかったのですが、あまり時間がなかった事もあり不本意ながら「どうせ見えなくなるし」の精神で軽く拭いただけにしました。
剥がしたシート↓
生き物が脱皮した後のようで、ずいぶん小さく見えます。
水が染み込まないようにビニールを下にひくと良いと聞きましたが、専用のシートなどありませんので防水シートの代わりに厚手のビニール袋に入れます。
その上から新しいシートカバーをかぶせて引っ張りながら留めていきます。
正解かはわかりませんが、まず前部を留め、左右均等に後部に向かって順番に留めていきます。
留めるのに使用したタッカー↓
安物だからなのか、かなり力を入れて打ち込まないと奥まで刺さらず、何度も抜いて打ち直しました。
エアータッカーや電動タッカーが欲しくなりましたが、使用頻度を考えると購入は躊躇してしまいます。
貼り付け作業中は必死であまり画像がありません。
後ろまで止め終わったら、裏から余ったビニールを切り取り完成↓
購入した専用シートが良かったのか、よく伸びて思ったよりもキレイに出来ました。
特に角は表にシワが出てこないように短い間隔で裏に折り込みながら細かく留めていきました。
裏はあまりキレイではありません↓
でも表から見るとけっこうキレイ↓
引っ張りが足らなかったのか少し緩い様な気がしますが貼り替える前に比べたら充分キレイになりました。業者さんに頼むと工賃も含めて倍ぐらいの金額がかかるみたいですので自分でやってみるのも良いと思います。
ただ、今回の勝因は2人で作業をしたことだと思います。
引っ張った状態でタッカーで留めなければいけない為、一人ではかなり苦労すると思います。
これも繰り返しやるうちに上達していくものだと思うのですが、いかんせんそんなに頻繁にやることじゃないので次回やる頃には忘れていそうです。
とりあえず今回は思っていたよりもキレイに出来ましたので大満足です。