CBRレストア記録②
前回の記事で紹介した、ヤフオクで買った不動状態とのCBR250の購入した時点での状態を紹介します。
↓前回の記事はこちら
『3年前はエンジンはかかった。それ以来放置で今は知らん。』という今回購入したCBR。
現時点ではエンジンがかからないとのことですので、当然自走で引き取れるわけもなく、バイク輸送のアイラインさんのトラックで我が家に運ばれてきました。
ヤフオクでの購入ですので事前に何枚かの写真を見て購入を判断したとはいえ、実際に見るのは初めてなので色んな意味で初対面はドキドキしました。
まずは外観のチェック!
どこからつっこんでいいものやらですが、この時点での状態を羅列していきたいと思います。
・サイドカウルがない。
・ホイールがムラサキ!うーん
・しかもフロントは曲がってる。
・テープで補修(?)してある!
(意味あるのかな?謎)
・タイヤは前後とも溝が無い。エアもれはしてない。
・フロントアッパー片目のFRP社外品
・タンクは純正?へこんでる。
・オールペン(?)してあるけど缶スプレー?雑!
(うっすら純正塗装の柄が・・・)
・マフラー汎用スリップオン。ほぼ刺さってるだけ。
・フレーム塗装してある。ブラウン?結構キレイ。
・ステムも塗装してある。ラメラメ!結構キレイ。
・BEETのステッカー貼ってある。BEET製品は見当たらず。笑
・ヨシムラのステッカー貼ってある。ヨシムラ製品は見当たらず。笑
(しかもマフラーでちょうど見えない位置に)
・走行距離13,912km。真偽不明。
(本当なら少なくて嬉しいですが・・)
・ウインカー社外品が両面テープで貼ってある。雑!
・スクリーン割れてる。欠けてる。黄ばんでる。
・テールランプスモーク塗装?雑!
・ブレーキレバーもクラッチレバーも曲がっている。
・ミラーが割れてセロテープで補修してある。
(立ちゴケでもしたのかしら)
・リアシート開閉のキーシリンダー付いてない。
・などなど
分かっていた事ですのでショックはありませんが、外装はボロイ!
割れたパネルをタイラップで縫ってあるし、タンクやシートカウルの塗装も下地処理が充分ではないまま塗られたような感じ。あまり丁寧ではない方・・というか細かいことを気にしない大らかな方のもとで暮らしていたようです。
ただ、フレームの塗装は明らかにプロの手によるものと思われるクオリティ。タンク・カウルの塗装は明らかに素人によるものと思われるクオリティ。このあたりからも歴史を感じられます。
とにかくボロボロの外装ですがレストアの順序としてはまずは走行に関する部分からになると思いますので、外装というか見た目の改善は後回しにします。
見た目をピカピカにしても走らせられなければ意味がないですものね。
そして肝心のエンジンコンディションのチェック。
出品者の方がバッテリーは新品に変えてくれたということで、タンクを外して燃料サブタンクを繋いでキャブにガソリンを満たし、ドキドキしながらキーをひねります。
各種ランプはつく!
ニュートラルを確認し、キルスイッチを確認し、スタートスイッチを押すと・・・
キュルルルルル・・・・
キュルルルルルルル・・・・
まあそりゃそうですよね。
セルは元気よく回っていますがエンジンはかかりそうな気配もありません。
でもはじめからこの時点でかかるとは思っていませんので大丈夫。
むしろじっくりレストアするつもりで買ったわけですから、これで元気にかかってしまったら楽しみ半減ですよね。
なにせ今回は車両が届く前にサービスマニュアルとパーツリストを購入してあり、きちんと直そうという気合が違います!
キャブ?電装?エンジン本体?考えられる原因はこの時点ではたくさんありますが、これから順番にトラブルシューティングしていってちょっとずつ直していきたいと思います。純正部品は廃盤の物もありそうですが、幸い人気車種のようですし社外の部品も活用していけばほとんどの不具合は何とかなるでしょう!
次は『③キャブレターオーバーホール編』の予定です。
お楽しみに?