半年以上前の記事でいつかやりたいことの一つとしてボンネットの塗装の劣化を直したいというようなことを書きました。ついにそのボンネットを補修しましたので今回はその事について。
(今回の記事はDIYな内容ではありません。補修の仕方を探してここにたどり着いた方ゴメンナサイ。)
半年前に記事を書いたころのボンネットの状態↓
その時は見ての通り、ポツポツとクリア塗装の浮きが出てきていて白い水玉が発生しているような状態でいつかそのうち直したいなぁなんて言っていたのですが、あれよあれよと半年が経過してしまいました。
そしてその半年間のうちにも夏の紫外線に照らされ続けたボンネットはどんどんと劣化していき見るも無残な姿になってしましました。
完全にクリアが剥がれてしまっている部分もあり、まるで何年も屋外に放置されている廃車の様相です。かなりミスボラシイ・・。
ただ、ここまで塗装が劣化してしまっているのはボンネットだけです。
日光による紫外線とエンジンからの熱のダブルパンチに加え、直接の要因はここだけ純正の塗装ではないことが影響していると思われます。
このGVBを中古で購入した時から装着されているボンネットで素材はFRP製です。
おそらく前のオーナーがどこぞの板金屋さんに塗ってもらったものだと思うのですが純正塗装に比べるとやはり耐久性に劣るようで、ほかの部分の塗装はまだ大丈夫そうなのですがボンネットだけがこんな有り様に。(ウイングも表面が傷んできているようですが見えないふり)
以前から気になっているとはいえこれを補修するのは簡単ではなさそうです。
クリアが剥離してきていますので上からクリアだけを塗ったところでキレイにはなりませんし余計に汚くなることもあり得ます。完璧に直そうと思うと現在の塗膜をすべて剥離して色から塗りなおす必要がありそうです。
そうなるとDIYではとても無理ですし、ボンネット全体を下処理し、ウレタン塗料を使ってガンで吹くなど敷居が高いにもほどがあり、直すならプロの板金屋さんにお願いしないといけません。そしてそのためにはまぁまぁ高額な予算が必要となると思われるため、臨時収入でもあったら塗ってもらおうかな~ぐらいのつもりでいました。
しかし、やはり大きな面積を占めるボンネットの劣化はクルマの印象の対する影響が大きいようで、今までだと初めてこの車を見た人の感想は『速いんでしょ~?』とか『何馬力なの~?』とか『カッコいいねぇ』だったのに、最近は『塗装が傷んできてるね』という第一声の多い事。そのたびに『この部分だけ社外部品で純正塗装じゃないもので劣化が・・』などと言い訳(?)をする自分が悲しくなってきて、この度一大決心をして塗装しなおしてもらうことにしました。
普段からお世話になっている某ディーラーに努める友人にこのことを相談すると、そのディーラーの板金工場で請け負ってくれるとのこと。下請けでなく社内の板金工場ということで品質は大丈夫そう。金額も友情価格なのか思っていたよりもお値打ちにしてくれそうだったのでそのまま依頼する流れに。
そこで友人から
『何色にするの?』と思いがけない質問が。
私としたことが、なぜか今回は同色で塗ることしか頭になかったのです。
実は今のGVBを買う前はRX-7のFD3Sに、その前はランエボ7に、さらにその前はエンジンのOHまでしたGC8インプレッサに乗ってきたのですが、そのいずれもがボンネットは黒もしくはカーボンボンネットに交換をしていて、ボンネットがボディ同色ということが珍しいぐらいだったのです。そういえばGVBを買ったときに嫁さんに
『今回の車はボンネットが黒くないんだね。』
なんて言われたような言われてないような。
そんな私がボンネットを塗ろうというこのタイミングで何の疑問も持たずに同色で塗ろうだなんて・・・。という他の人には理解不能であろうショック(歳をとって落ち着いてしまったかのような気持ち‥わかってもらえます?)を受けつつ色について悩み始めます。
友人曰く他の色に変えてもよほど特殊な塗料でない限り価格は変わらずに行けるとの事。
自分のスタイル(忘れていたくせに)を貫いて黒にするか。
でもいまさら黒は子供っぽい気もするし・・。
でもせっかく塗るのに同じ色じゃつまらないよな。
でも変に目立っちゃっても嫌だし・・。
といつまで考えても結論が出ない類いの思考プロセスを経て最終的には、
ジャーン
黒にしました!
好みの分かれるところだと思うのですが私としては結構いいかなと自己満足。
塗装もさすがプロの技!すごくキレイでちゃんと肌も出ています!
ということで補修を兼ねてGVBがイメチェン出来ました。
ブログのタイトルが『GVB生活』のくせにバイクの話ばっかりだったので久しぶりにインプを登場させられて良かったです。
最後にもう一枚、青いころの写真も掲載しておきます。
インプレッサのボンネットの色でお悩みの方、どちらが好みでしょうか?
ぜひ参考にしてください。