シリンダーブロックのオイル滲みが気になりまして。
分かりにくいですが、接合部から下がテカテカしています。
そもそもガスケットが劣化して滲んでいるんだとは思うのですが、この前入れたMOTULの5100[10W-40]が柔らかい&化学合成油なのが良くないんじゃないかと思い始めました。オイル交換で改善しないと、その先はかなり大掛かりな修理をするか諦めるしかなくなるのでむしろオイルが原因だと思いたいです。
そこで今回選んだオイルはシェブロンというアメリカのメーカーの20W-50で鉱物油のエンジンオイルです。(↑のリンクは10W-40の画像ですが購入したのは20W-50です。)
鉱物油の方が粒子が大きくて(?)漏れたり滲んだりしにくいという話を聞きましたので試してみます。
約12リットルで送料込みで6,000円ほどでしたので1リットルあたり約500円と価格もとても安いです。
1、鉱物油の方が適正がある
2、安くてもいいからこまめに交換した方がいい
3、暑い時期は固めのオイルがいい
このあたりの情報を根拠にこのオイルを選びました。
もちろん化学合成油の方が性能がいい、とか高いオイルは高いだけの価値がある。という情報もありますので自分に都合の良い情報だけを取り入れている感じは否めませんし、12リットルも買ったので冬になってもこのオイルを入れていそうですが、まあ1度試してみようと思います。
現在、私のZにはPMCのモナカマフラーが装着されているのですがマフラーが邪魔でオイルが抜けません(抜けないことは無いのですがマフラーにかかりそうですしスマートじゃない)ので、まずはマフラーを外します。
マフラーはバネで引っ張って固定されていますのでまずはバネを外します。
車体下の集合部分のバネも外します↓
バネはペンチで掴んで引っ張ってフックを外します。
かなり力が必要です。
バネを全て外したらまずは車体前方の四本のパイプをガコガコ揺すりながら外します。
どれがどこのパイプか分からなくならないようにはずす前に印をして写真を撮っておきます。
付けるときに分かれば良いので番号は適当です。
次に後端のサイレンサー部分ですが、ボルト1本で固定されていますのでそれも6角レンチで外します。
外れたマフラー↓
マフラーを外したらドレンボルトを外してオイルを抜きます。ドレンボルトもPMC製の低頭タイプに変更されていますので6角です。純正のドレンボルトは出っ張っていてマフラーに干渉するためマフラーを交換したときに同時に交換しました。
ちなみに私はオイルを触るときはビニール手袋をします。
別に手が汚れたって良いんですけど汚れないならそれに越したことはないです。
色が青いのでオペっポイです。「メス」とか言いたくなります。
オイルが抜けたらドレンボルトを締めて、外したときと逆の手順でマフラーを組み立ててオイルを入れます。
マフラーは外すときより組み立てるときの方が時間がかかります。バネをひっかける時に腕がつりそうになりました。運動不足です。
そしてオイルをどれだけの量を入れるか、ですが、エンジンには「OIL3700cc」と刻印があります。が今回はフィルターも交換していませんし全量は抜けていませんので、とりあえず3リットル入れてオイル窓で確認しながら足していこうと思います。
。
で、3リットル入れて車体を垂直にしオイル窓を見ると、窓の上端ギリギリまで油面がきました。
・・・入れすぎました。
でもわずかなのでヨシとします。どうせ漏れますし。
一応このブログは自分としては整備記録も兼ねていますので走行距離も記録しておきます。19171kmです。
とりあえずしばらく走ってみて漏れ具合など様子をみたいと思います。エンジンフィーリングも違いがあればまた報告したいと思いますが、鈍感&たまにしか乗らないので微細な違いに気付ける自信はないです。