GVBインプレッサとKZ1000とCBRと。

インプレッサGVBとCBR250RRとKZ1000の整備記録と備忘録ですが良くも悪くも誰かの参考にでもなれば幸いです。※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

DIY バイクのシートを自分で貼り替えた話 CB400 NC42

またしても自分のバイクではないのですが、頼まれましたのでバイクのシートの貼り替えに初めてチャレンジしまして。

バイクはホンダのCB400SF(NC42)です。

少し調べたところちゃんと車種専用で売っている張り替え用のシートカバーがありましたのでそれを購入しました。
むしろ、車種専用があったからこそ張り替えてみようという気になりました。

車種専用とは言ってもNC42用に行き当たらず、一世代前のNC39用を購入しました。
以前、NC42とNC39でシートを入れ換えたことがあり、形状も同じだったように記憶していましたので購入に踏み切りました。
結果から言うと問題なく使用できました。

貼り替える前のシートの状態↓
かなりボロボロです。
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穴が空いています↓
1度穴が空いた上からテープの様なもので塞ぎ、さらにそのテープにも穴が空いたようです。
穴から雨水が入って染み込んでいるようで衛生的にもあまり良くはなさそうです。カビが生えたりしていそうです。
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裏から見たところ↓
ホチキスのようなもので留めてあります。
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作業開始です。まずは古いシートを剥がします。

留めてある針をペンチで全て引っこ抜きます。
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全て抜けたらペリペリーと剥がします↓
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予想通り、かなり汚いです。
本来ならきっちりキレイにしたかったのですが、あまり時間がなかった事もあり不本意ながら「どうせ見えなくなるし」の精神で軽く拭いただけにしました。
剥がしたシート↓
生き物が脱皮した後のようで、ずいぶん小さく見えます。
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水が染み込まないようにビニールを下にひくと良いと聞きましたが、専用のシートなどありませんので防水シートの代わりに厚手のビニール袋に入れます。
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その上から新しいシートカバーをかぶせて引っ張りながら留めていきます。
正解かはわかりませんが、まず前部を留め、左右均等に後部に向かって順番に留めていきます。
留めるのに使用したタッカー↓
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安物だからなのか、かなり力を入れて打ち込まないと奥まで刺さらず、何度も抜いて打ち直しました。
エアータッカーや電動タッカーが欲しくなりましたが、使用頻度を考えると購入は躊躇してしまいます。

貼り付け作業中は必死であまり画像がありません。

後ろまで止め終わったら、裏から余ったビニールを切り取り完成↓
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購入した専用シートが良かったのか、よく伸びて思ったよりもキレイに出来ました。
特に角は表にシワが出てこないように短い間隔で裏に折り込みながら細かく留めていきました。
裏はあまりキレイではありません↓
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でも表から見るとけっこうキレイ↓
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引っ張りが足らなかったのか少し緩い様な気がしますが貼り替える前に比べたら充分キレイになりました。業者さんに頼むと工賃も含めて倍ぐらいの金額がかかるみたいですので自分でやってみるのも良いと思います。

ただ、今回の勝因は2人で作業をしたことだと思います。
引っ張った状態でタッカーで留めなければいけない為、一人ではかなり苦労すると思います。

これも繰り返しやるうちに上達していくものだと思うのですが、いかんせんそんなに頻繁にやることじゃないので次回やる頃には忘れていそうです。

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とりあえず今回は思っていたよりもキレイに出来ましたので大満足です。

DIY インプレッサ[GVB]ホイールのガリキズを磨いてスペーサーを挟んだ話

先日このブログでも書いたのですが、もともと持っていたファイナルスピード(ホイールが17インチ8J+28でタイヤは235/45/17)に交換したところ、きっちりツライチで格好は良いのですが段差を乗り越えるとリアが干渉するため元のホイールに戻す事にしまして。

干渉するホイールの写真↓
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作業終了後の写真↓
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ただ戻しても良いのですが、やはり1度ツライチを見てしまうとツライチの方がカッコいいのでなるべくツライチに近づけたくなります。とはいえまた干渉しては意味がないので、ホドホドになるようにスペーサーを購入しました。

戻すホイールはボルクレーシングの物で18インチ9J+50です。タイヤサイズは245/40/18です。
前回測ったときの画像↓
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画像はリアですが、フェンダーから垂らした糸とホイールのリムの間隔は11mmほどあります。
フロントは同様に8mmほどあります。
ですが10mmのスペーサーを挟んでしまったら結局干渉してしまうでしょうし、何よりハブボルトが届きません。
ですので、あまり攻めすぎず今回は5mmのスペーサーを挟んでみることにしました。

ハブリングとセットになった商品を4枚分購入

スペーサーよりもハブリングの方が厚みがあり、ちゃんとホイールのセンターも出るような形状です。↓
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ちなみにGVBのハブ径も一般的なスバル車と同じく56mmです。
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車両に装着したところ↓
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いざ取り付けようとホイールを洗って改めて眺めてみると、ガリキズがひどいです。
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わざわざ書く必要は無いかもしれませんが自分の名誉の為に言及しておきますと、中古で車両を購入したときから履いていたホイールで、私の所に来たときにはすでにこの姿でした。私が下手な訳じゃないんです。

ガンメタっぽいカラーのおかげで遠目で見ればそんなに気にはなりませんし、自分で気に入って選んだホイールという訳でもありませんので、お金をかけてガリキズを直すのも勿体ないと思い、ちょっと削って磨いてみました。

ヤスリとサンドペーパーで磨くこと一時間ほど。
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磨いたところはアルミ地ですのでそりゃ色が違いますが注目しなければそんなに気にならないです。
ガリキズのままよりはマシかな、と。
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ガンメタさまさまです。

妙な所で時間がかかりましたがホイールの取り付けです。
懸念していたハブボルトの長さですが↓
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目視ではよくわかりませんのでナットが何周回るかで計算してみます。ネジがかかったところから4周ほどで締まります。ピッチが1.25のハズですので5mmほどしかかかっていないことになります。
ちょっと不安を感じるかかり具合ですが定期的にチェックして様子をみたいと思います。
とりあえず、30kmほど走行した分には問題なかったです。

計算上18インチ9J+45↓
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スペーサー自体、賛否両論ありますしハブボルトの長さが足りてない事も不安を感じますので、そのうち外すかも知れません。
予算があればホイールを買い換えたいのですが・・・
今のところアテはないのでしばらくはこの状態で我慢しようと思います。

旅行記 岐阜県の郡上市に芝桜を見に行った話

先日、ゴールデンウィークの休日を利用して岐阜県郡上市にちょっとした観光に行って参りまして。

ちょうど元号をまたぐ時に「郡上おどり」をとりあげているニュースをテレビで見まして、嫁さんと一緒に散歩しに行こうかという話になったのがきっかけで調べてみると、郡上には「芝桜」がキレイな場所があるとのこと。散り始めている時期とのことでしたが充分まだ楽しめるだけ咲いているとの情報もあり、行ってみる事にしました。

ちょっと散歩しに、と言うにはかなり距離がありましたが、GVBに車高調を装着してから高速道路を走ったことが無かったのでテストもかねて、と言うのは嫁さんには言いませんでした。

あまり人混みが好きではないので、わざわざ祝日に観光地に出向くというのは気のりしない部分もあったのですが、混雑を楽しむぐらいの気概があった方が日々を楽しく生活できるのだろうと発起して出掛けてきました。
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高速も渋滞しているわけでもなく、
インプレッサもトラブルなく快調に走ってくれて、思ったよりもスムーズに到着。
郡上市役所に駐車しましたが、やはりゴールデンウィークだからなのか駐車は有料で500円でした。

たいへん天気もよく商店街まで気持ちよく歩けました。
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水路には鯉が泳いでいて、
マンホールも鯉でした。
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商店街は混雑はしていましたが辟易するほどではなく、
刃物屋さんやお味噌屋さん、食品サンプルのお店をのんびり回りました。
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お昼は「俄」というお店でお蕎麦をいただきました。
お昼時でしたが10分ぐらいの待ち時間で案内してもらえました。
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美味しかったですが↑の鶏肉がのったお蕎麦が1,350円(だったと思います)で、やっぱり観光地価格でした。

道中にあるドーナツやさん「ヤマネコドーナツ」さんで食べたドーナツがサックリしていて期待より美味しかったです。
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川沿いの道は自然を感じられて気持ち良かったです。
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その後、郡上市役所から20kmほど離れたところにある「国田家の芝桜」という所へ移動しました。
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散り始めているとのことでしたが一面ピンク色でとてもキレイでした。
近くには釣り堀があり、何組かの人達が釣りをしていましたのでしばらく眺めていたのですが誰も釣れていませんでした。糸が絡まってテンパっている青年をつまらなさそうに見つめる女性の顔が印象的でした。

こちらは駐車場は無料でしたが、坂を下った所にありフロントリップを擦らないかとヒヤヒヤしましたが、擦りませんでした。

帰りに立ち寄った「美並」の道の駅でモロヘイヤ味のソフトクリームをいただきました。
そもそもモロヘイヤの味がピンときませんでしたが食べてみると抹茶のような風味でした。美味しかったです。f:id:ahiruyan:20190510234106j:plain
不味かったら話のネタになるな、と思っていたので残念でもありましたが美味しかったです。

思い付きで出掛けた日帰り旅行でしたが、のんびりした時間を過ごすことが出来ました。

純正に比べて細かい振動を拾うインプの足回りですが、口を大きく開けて寝ている嫁さんを見て一安心の帰り道でした。

DIY インプレッサ[GVB] もともと持っていたホイールが履けないかマッチングを試してみた話

もともとはランエボ7[CT9A]の時に購入し、FD3Sの時にATRの新品タイヤに履き替えて、その後ほとんど使用しないまま自宅の倉庫に眠っているホイール&タイヤがありまして。

せっかくあるし勿体ないのでなんとかGVBで使用できないかなーと思い試してみることにしました。
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実際に履き替える前にまずは机上の空論を。

現在GVBで履いているレイズのホイールが
18インチで幅が9インチ、オフセットが+50
ハイフライのタイヤ(中国製の激安タイヤ)が
245/40/18です。

倉庫にあるのがa-techのファイナルスピードで
17インチで幅が8インチ、オフセット+28
ATRのタイヤ(こちらはインドネシア製)が
235/45/17です。

まずはタイヤの外径の計算から。
245/40/18が直径653mm
235/45/17が直径643mm
ATRの方が直径で約10mm小さいです。
半径で5mmですので見た目にはそんなに影響ないと思われます。

次にタイヤの外径が変わると1回転で進む距離が変わりますのでスピードメーターが狂います。どれぐらい狂うのか計算します。
といっても自分で計算しなくともサイズを入力するだけで誤差を計算してくれる便利なサイトがありますので利用します。
それによると、、、
外径653mmと643mmを比較すると、「メーターには実際よりも1.54%速く表示される」とのこと。
メーターが40km/hを表示しているとき実際には39.36km/hしか出ていないと言うことになります。
メーターよりも実際の方が遅いので速度超過の心配は無いですし、そもそも誤差の範囲のわずかな違いですので問題ないと判断しました。

ということで外径問題はクリアです。

次にオフセットの問題です。
単純にオフセットを見比べると+50mmが+28mmになりますので外側に22mm出ると言うことになります。
ただホイール自体の幅が1インチ細くなりますので外側は1インチの半分(12.7mm)引っ込むということに。
つまりホイールの外側は12.7mm引っ込み、22mm出るので結果的に今よりも9.3mm外側に出るということになります。

そこで今のホイールのツラ具合を糸を垂らして測定してみます。↓
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フロント↓
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リア↓
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フロントは8mmぐらいしか無いように見えますので怪しいです。リアは10mm以上あるので大丈夫そう。

フロントはどうしてもダメならキャンバーを付けて調整する余地があるので、計算上絶対履けないってことは無さそうなので実際に試してみることにしました。

ちなみにホイールハウスの内側は22mm外側に出るうえに12.7mm細くなりますので35mmほど外側に逃げますので車高調に当たる等の心配はまずいりません。

インチダウンするのでキャリパーも当たらないか心配になるところですが、GVBには純正で17インチ仕様もありますし、パッと見たところ余裕ありそうなのでまず大丈夫そうです。

ただ、ATRは8インチの細めのホイールに235を履かせています(ホイールよりタイヤの方が太い)のでショルダーが引っ張られていないぶん、段差などを乗り越えたときにタイヤがフェンダーの爪に当たりそうです。

何はともあれ、とりあえず実験的に実際に試してみます。

出来ました↓
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見た感じリアはフェンダーからはみ出すことなく収まっています。
フロントは・・・少なくともタイヤは出ているような気がします。ただ出ているのはタイヤの横腹部分だけで、ホイールのリムはギリギリ収まっているように見えます。
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確か法改正によりゴム部分は10mmまで出ても良くなったハズです(解釈あってますかね?)ので、一応グレーという事で。

実際に走って見ますと、やっぱり大きめの段差でタイヤがボディに当たるガスッという音がします。しかもリアが当たるようです。フロントはステアリングを目一杯切っても干渉は無いようですが、リアはバンプするたびに音がしますし、タイヤの縁に擦った後が確認できます。

ボディにダメージを与えるのも嫌ですし、タイヤにキズが付いてそこならバーストするんじゃないかと心配にもなります。
かといって、車高をあげるのは嫌ですし、有り合わせのホイールのために爪折りするのも気が引けるのでやっぱり元に戻そうと思います。

ツライチ具合は格好いいんですが、実用性を損なってまでわざわざ使用する程の物でも無いですし、GVBの改造&整備の方針として「合法」を重要視していこうと考えていますのでその意味でもグレーな状態では落ち着きませんので。

という訳でGVBに17インチ8J+28&235/45/17の組み合わせはオススメしません。
ピンポイントすぎて誰かの参考になるとは思いませんが一応記録として。

リア↓フェンダーから垂らした糸にギリギリ触れていません。
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フロント↓タイヤが少ーし糸に当たります。
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DIY インプレッサ[GVB] ヘッドライトの曇りが気になったのでコンパウンドで磨いた話

インプレッサのヘッドライトのくすみが気になりまして。
というか友人に「全体的にキレイだけどヘッドライトの曇りが気になるね」と言われまして。

もともと気にはなっていたのですが、むしろ曇っていた方が無骨(?)でカッコいいいとまで思っていたのですが(言い訳)、改めて人に言われると改善しないと気が済みませんのでヘッドライト用のコンパウンドを購入しました。

私の回りには車のヘッドライトを伝統の研磨剤「ピカール」で磨いているという強者もいましたが、ピカールは金属用ですし、やはり専用品が間違いないと思いますので、ちゃんとプラスチックヘッドライト用を購入しました。

リンレイのヘッドライト磨きコンパウンドです。
内容物↓ボトル一本と布(雑巾)
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ヘッドライトコンパウンドも各メーカーからたくさんの種類が出ており迷ったのですが、お手頃価格で磨きだけでなく保護も出来るとうたっている商品を選びました。

やり方も難しい事はなく、付属の布(雑巾)に液を染み込ませてひたすら磨くだけです。

施工前のヘッドライト↓
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画像では分かりにくいですがかなり白っぽく曇っています。
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しかもほとんどがヘッドライト内側のように見えますので表面を磨いてもキレイになるか懐疑的です。

とりあえず試しに指一本分の幅を磨いてみると・・・
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おお!
キレイになるではありませんか!
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↑ウインカーバルブの辺りを境に左側が磨いた部分で右側が磨く前です。
かなりキレイになります。
布には黄色い汚れが↓
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コンパウンドで磨くときはワックスと違い「円」ではなく「縦」と「横」に交互に直線的に磨きます。
手応えがあるので楽しく作業できます。
アフター↓
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それなりに力を入れて磨きますので、左右磨くと指が痛くなりましたが、とてもキレイになり大満足です。
当初懸念していたライトの内側にもやっぱり汚れがあり、外側を磨いただけでは新品同様とまではいきませんが作業する前とは雲泥の差です。
パッと見、内側かと思っていた汚れもほとんどが表面の物だったようです。
ヘッドライトがキレイだと全体の印象も新しく感じられます。キレイにならなかったらアイラインでも貼って誤魔化そうかなと思っていたので嬉しい誤算です。
人も車も目元は大事なようです。

また時間が経てば曇ってくるのでしょうが、作業自体はそんなに時間がかかるわけでもないですし、コンパウンドも何十回分もありそうなので小まめに磨こうと思います。

記憶が曖昧ですが、某大手車用品店ではヘッドライト磨きが6,000円ほどのメニューだったと思います。プロ(?)に作業してもらった方がキレイになったり長期間持続したりするのかもしれませんが、今回の商品でも充分キレイになりますし、安上がりで満足感も味わえますのでオススメです。
自分で出来ることは自分でした方が車に愛着も沸きますしね。

もう一度ビフォーアフター
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DIY カワサキ[Z1000A]オイル漏れが気になったのでタコメーターケーブルと取り出し口を交換した話

タコメーターケーブルの取り出し口がエンジン前面にあるのですが、そこからオイルが滲んでいるのが気になりまして。

 

いたるところからオイルの滲む私のバイクですが、簡単なところから少しずつでも改善をしていきたいと思っています。「オイルが漏れるのはオイルが入っている証拠」とか「カワサキの旧車はそんなもん」とか言われますが漏れるのが正常なわけないので頑張って修理していきます。

中でもタコメーターケーブルはマフラーのすぐ上にあり、ここからオイルが垂れると発火の危険性があるのではないか、と精神衛生上良くない位置にあり、落ち着かないので対策する事にしました。

オイルでベタベタのタコメーターケーブル取り出し口↓

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(後になって気付く事があるのですが、部品を注文する前にもっとちゃんと観察しておけば・・・)

修理に取りかかる前に、現状の改善方法について選択肢を考えてみます。

私のZ1000Aは少し前にウオタニのSP2を導入していますのでそこから回転数の信号を取り、電気式のタコメーターに交換する事も考えたのですが、タコメーターケーブルの取り出し口に蓋をする部品や電気式のメーターの価格を合わせて考えるとイイ金額になってしまいます。レスポンス良く正確な回転数を表示してくれるのは魅力的ですが、冷静に考えて、正確な回転数情報がどうしても必要かと言われるとそうでもなく、かかる金額と見合わないような気がしました。

なので今回は機械式のタコメーターのまま、PMC製のタコメーター取り出し口(Oリングが二重になっているオイル漏れ対策品)とタコメーターケーブルを用意し、機能はそのまま、単純にオイル漏れだけを修理する事にしました。


マフラーを外して作業するとやりやすいとは思うのですが、そのままでも作業できそうでしたのでそのまま作業しました。

前オーナーがオイル漏れを対策しようとしたのかケーブルにもコーキングのようなものが塗ってあります。↓

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取り外しは難しくなく、キャップ(?)の部分をペンチでつかんで回して緩めるとケーブルが抜けます。↓

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メーター側も同じように簡単に抜けます。↓

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上手く説明できませんがタコメーターケーブルに限らずこういったケーブルを抜く時には、簡単な構造の物であっても、外したら元に戻せないんじゃないかっていう漠然とした何とも言えない不安感に襲われます。私だけでしょうか?


ケーブルを外したら取り出し口も外します。

六角ボルト1本で止まっているだけなのでこれも取り外しは難しくありません。

ボルトを外したら引っこ抜くだけです。

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新旧比較↓

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マヌケな私はここまで来てやっと気付きました。

純正だとゴム製のOリングが1箇所らしいのですが対策品は2重になっています。

ところが外した部品も2重になっています。

もともと前オーナーが対策品に交換していたようです。

並べて見比べるとゴム製のOリングがへたっていて厚みがないのが良くわかりますが、ならばOリングだけ交換すれば安上がりでした。

エンジンに固定する部分の形状も違いますので、部品を購入する前に良く観察すれば気づけたと思うのですが、純正だと思い込んでいました。

ゴム製のOリング以外は磨耗するような物でもないので、無駄な出費でしたが今さら言っても仕方がないので気を取り直して新品部品を取り付けます。

ギアを移植↓(移植と言っても差し込むだけですが)

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エンジンに差し込む前にOリングにグリスを塗っておきます↓

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エンジンに挿入しボルトを締めて取り付け完了↓

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新品のケーブルを取り付け↓

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それぞれケーブルを差し込んでキャップ(?)を締めるだけです。

動作を確認して作業終了↓

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無事に針が動いて一安心です。

これでこの部分からのオイル漏れが無くなるといいなと思います。


意気揚々と対策品を準備したのに同じ部品が出てきたのは悔しいですが、逆に言えば対策品も長く使用していれば漏れてくるということですので、やはり定期的にメンテナンスが必要なんだと実感しました。

DIY カワサキ[Z1000A]ステムエンブレムを取り付けた話

正面から見たときのネジ穴が気になりまして。
というのもZを正面から見たときにヘッドライトの下のフォークの間の部分に、本来であればブレーキマスターから1本で来たブレーキラインを左右のキャリパーに分配するための部品が付いているのですが、以前フロントブレーキのマスターを交換した際にブレーキホースも新調し、マスターシリンダーの根元から左右それぞれにホースを取り回したため分配する必要がなくなり、部品が必要なくなってしまったので軽量化の名のもとに取り外したままにしてあったのです。ちなみにその部品はブレーキランプのスイッチも兼ねていたのですが、その時使用したマスターにはブレーキレバー部分にスイッチがあった為、純正の三又部品はスイッチとしての機能も必要なくなり正真正銘ただの重量物として不要の烙印を押されてしまっていたのです。
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外したのは良いもののネジ穴がそのまま空いていてあまりお洒落とは言えない状態でしたので、かねてから考えていたステムエンブレムを取り付けます。
購入したエンブレム↓
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これだけでは取り付けが出来ませんので合わせて取り付けキットも一緒に購入しました。
取り付けキットはPMCの物で「 Z1/Z2 ステムエンブレム マウントステーセット 」という商品です。税込みで1500円ほどでした。

ちなみにエンブレムは今回購入した艶消し黒のほかにメッキのタイプもあり悩んだのですが、購入した時にはメッキの方が在庫切れで納期がかかりそうだったので今回は艶消し黒にしました。

単純にボルトを締めてカンタン取り付け...と思っていたのですがキットに付いていたカラー(スペーサー?)を通してもボルトがとても余ります。
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改めて説明書を読むと、以前外してしまった例のブレーキホースの三又部品と共締めするようです。

仕方なく部品を引っ張り出してきて、本来の機能は全く果たさず、ただのスペーサーと成り下がった三又とエンブレムマウントのプレートを共締めし取り付けました。
軽量化やスマートに取り付けると言う意味では三又の厚み分のスペーサーとなるものを別途用意すれば良いのでしょうけれども、その為にホームセンターを物色しに行くのも面倒ですし、こんなものの重量なんてたかが知れていますので(さっきは軽量化で外したとか言っていたくせに)このまま使用します。

再び出番がやってきた三又部品↓
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プレートを取りつけた所↓
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プレートが取り付けできればあとはボルト2本でエンブレムを取り付けるだけです。

ちなみにエンブレムにもボルトが2本付属していたのですが、取り付けキットにもボルトが付いてきたので2本余りました。
また、スペーサーの長さも2種類付属しておりスペーサーも1つ余りました。
色々な年式に対応できるようにと部品の構成が考えられており感心します。厳密には余計となる部品にもコストがかかっているので割高になるのかも知れませんが、スペーサーの長さが少し合わないだけで取り付けできなくなってしまいますし、こういった配慮のされた部品が販売されているのは個人的にはありがたい事だと思います。

完成しました!↓
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無いよりもあった方が良いと思います。(よね?)
機能的な部品ではありませんが前から見たときの印象は良くなりました。
正直、自分のバイクでなければ言われなきゃ気づかないような事ですが、こういった細かい部分の積み重ねで全体の印象が決まるんだと思いますので、コツコツと見た目も整えていきたいと思います。