GVBインプレッサとKZ1000とCBRと。

インプレッサGVBとCBR250RRとKZ1000の整備記録と備忘録ですが良くも悪くも誰かの参考にでもなれば幸いです。※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

DIY インプレッサ[GVB] もともと持っていたホイールが履けないかマッチングを試してみた話

もともとはランエボ7[CT9A]の時に購入し、FD3Sの時にATRの新品タイヤに履き替えて、その後ほとんど使用しないまま自宅の倉庫に眠っているホイール&タイヤがありまして。

せっかくあるし勿体ないのでなんとかGVBで使用できないかなーと思い試してみることにしました。
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実際に履き替える前にまずは机上の空論を。

現在GVBで履いているレイズのホイールが
18インチで幅が9インチ、オフセットが+50
ハイフライのタイヤ(中国製の激安タイヤ)が
245/40/18です。

倉庫にあるのがa-techのファイナルスピードで
17インチで幅が8インチ、オフセット+28
ATRのタイヤ(こちらはインドネシア製)が
235/45/17です。

まずはタイヤの外径の計算から。
245/40/18が直径653mm
235/45/17が直径643mm
ATRの方が直径で約10mm小さいです。
半径で5mmですので見た目にはそんなに影響ないと思われます。

次にタイヤの外径が変わると1回転で進む距離が変わりますのでスピードメーターが狂います。どれぐらい狂うのか計算します。
といっても自分で計算しなくともサイズを入力するだけで誤差を計算してくれる便利なサイトがありますので利用します。
それによると、、、
外径653mmと643mmを比較すると、「メーターには実際よりも1.54%速く表示される」とのこと。
メーターが40km/hを表示しているとき実際には39.36km/hしか出ていないと言うことになります。
メーターよりも実際の方が遅いので速度超過の心配は無いですし、そもそも誤差の範囲のわずかな違いですので問題ないと判断しました。

ということで外径問題はクリアです。

次にオフセットの問題です。
単純にオフセットを見比べると+50mmが+28mmになりますので外側に22mm出ると言うことになります。
ただホイール自体の幅が1インチ細くなりますので外側は1インチの半分(12.7mm)引っ込むということに。
つまりホイールの外側は12.7mm引っ込み、22mm出るので結果的に今よりも9.3mm外側に出るということになります。

そこで今のホイールのツラ具合を糸を垂らして測定してみます。↓
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フロント↓
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リア↓
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フロントは8mmぐらいしか無いように見えますので怪しいです。リアは10mm以上あるので大丈夫そう。

フロントはどうしてもダメならキャンバーを付けて調整する余地があるので、計算上絶対履けないってことは無さそうなので実際に試してみることにしました。

ちなみにホイールハウスの内側は22mm外側に出るうえに12.7mm細くなりますので35mmほど外側に逃げますので車高調に当たる等の心配はまずいりません。

インチダウンするのでキャリパーも当たらないか心配になるところですが、GVBには純正で17インチ仕様もありますし、パッと見たところ余裕ありそうなのでまず大丈夫そうです。

ただ、ATRは8インチの細めのホイールに235を履かせています(ホイールよりタイヤの方が太い)のでショルダーが引っ張られていないぶん、段差などを乗り越えたときにタイヤがフェンダーの爪に当たりそうです。

何はともあれ、とりあえず実験的に実際に試してみます。

出来ました↓
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見た感じリアはフェンダーからはみ出すことなく収まっています。
フロントは・・・少なくともタイヤは出ているような気がします。ただ出ているのはタイヤの横腹部分だけで、ホイールのリムはギリギリ収まっているように見えます。
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確か法改正によりゴム部分は10mmまで出ても良くなったハズです(解釈あってますかね?)ので、一応グレーという事で。

実際に走って見ますと、やっぱり大きめの段差でタイヤがボディに当たるガスッという音がします。しかもリアが当たるようです。フロントはステアリングを目一杯切っても干渉は無いようですが、リアはバンプするたびに音がしますし、タイヤの縁に擦った後が確認できます。

ボディにダメージを与えるのも嫌ですし、タイヤにキズが付いてそこならバーストするんじゃないかと心配にもなります。
かといって、車高をあげるのは嫌ですし、有り合わせのホイールのために爪折りするのも気が引けるのでやっぱり元に戻そうと思います。

ツライチ具合は格好いいんですが、実用性を損なってまでわざわざ使用する程の物でも無いですし、GVBの改造&整備の方針として「合法」を重要視していこうと考えていますのでその意味でもグレーな状態では落ち着きませんので。

という訳でGVBに17インチ8J+28&235/45/17の組み合わせはオススメしません。
ピンポイントすぎて誰かの参考になるとは思いませんが一応記録として。

リア↓フェンダーから垂らした糸にギリギリ触れていません。
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フロント↓タイヤが少ーし糸に当たります。
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DIY インプレッサ[GVB] ヘッドライトの曇りが気になったのでコンパウンドで磨いた話

インプレッサのヘッドライトのくすみが気になりまして。
というか友人に「全体的にキレイだけどヘッドライトの曇りが気になるね」と言われまして。

もともと気にはなっていたのですが、むしろ曇っていた方が無骨(?)でカッコいいいとまで思っていたのですが(言い訳)、改めて人に言われると改善しないと気が済みませんのでヘッドライト用のコンパウンドを購入しました。

私の回りには車のヘッドライトを伝統の研磨剤「ピカール」で磨いているという強者もいましたが、ピカールは金属用ですし、やはり専用品が間違いないと思いますので、ちゃんとプラスチックヘッドライト用を購入しました。

リンレイのヘッドライト磨きコンパウンドです。
内容物↓ボトル一本と布(雑巾)
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ヘッドライトコンパウンドも各メーカーからたくさんの種類が出ており迷ったのですが、お手頃価格で磨きだけでなく保護も出来るとうたっている商品を選びました。

やり方も難しい事はなく、付属の布(雑巾)に液を染み込ませてひたすら磨くだけです。

施工前のヘッドライト↓
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画像では分かりにくいですがかなり白っぽく曇っています。
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しかもほとんどがヘッドライト内側のように見えますので表面を磨いてもキレイになるか懐疑的です。

とりあえず試しに指一本分の幅を磨いてみると・・・
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おお!
キレイになるではありませんか!
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↑ウインカーバルブの辺りを境に左側が磨いた部分で右側が磨く前です。
かなりキレイになります。
布には黄色い汚れが↓
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コンパウンドで磨くときはワックスと違い「円」ではなく「縦」と「横」に交互に直線的に磨きます。
手応えがあるので楽しく作業できます。
アフター↓
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それなりに力を入れて磨きますので、左右磨くと指が痛くなりましたが、とてもキレイになり大満足です。
当初懸念していたライトの内側にもやっぱり汚れがあり、外側を磨いただけでは新品同様とまではいきませんが作業する前とは雲泥の差です。
パッと見、内側かと思っていた汚れもほとんどが表面の物だったようです。
ヘッドライトがキレイだと全体の印象も新しく感じられます。キレイにならなかったらアイラインでも貼って誤魔化そうかなと思っていたので嬉しい誤算です。
人も車も目元は大事なようです。

また時間が経てば曇ってくるのでしょうが、作業自体はそんなに時間がかかるわけでもないですし、コンパウンドも何十回分もありそうなので小まめに磨こうと思います。

記憶が曖昧ですが、某大手車用品店ではヘッドライト磨きが6,000円ほどのメニューだったと思います。プロ(?)に作業してもらった方がキレイになったり長期間持続したりするのかもしれませんが、今回の商品でも充分キレイになりますし、安上がりで満足感も味わえますのでオススメです。
自分で出来ることは自分でした方が車に愛着も沸きますしね。

もう一度ビフォーアフター
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DIY カワサキ[Z1000A]オイル漏れが気になったのでタコメーターケーブルと取り出し口を交換した話

タコメーターケーブルの取り出し口がエンジン前面にあるのですが、そこからオイルが滲んでいるのが気になりまして。

 

いたるところからオイルの滲む私のバイクですが、簡単なところから少しずつでも改善をしていきたいと思っています。「オイルが漏れるのはオイルが入っている証拠」とか「カワサキの旧車はそんなもん」とか言われますが漏れるのが正常なわけないので頑張って修理していきます。

中でもタコメーターケーブルはマフラーのすぐ上にあり、ここからオイルが垂れると発火の危険性があるのではないか、と精神衛生上良くない位置にあり、落ち着かないので対策する事にしました。

オイルでベタベタのタコメーターケーブル取り出し口↓

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(後になって気付く事があるのですが、部品を注文する前にもっとちゃんと観察しておけば・・・)

修理に取りかかる前に、現状の改善方法について選択肢を考えてみます。

私のZ1000Aは少し前にウオタニのSP2を導入していますのでそこから回転数の信号を取り、電気式のタコメーターに交換する事も考えたのですが、タコメーターケーブルの取り出し口に蓋をする部品や電気式のメーターの価格を合わせて考えるとイイ金額になってしまいます。レスポンス良く正確な回転数を表示してくれるのは魅力的ですが、冷静に考えて、正確な回転数情報がどうしても必要かと言われるとそうでもなく、かかる金額と見合わないような気がしました。

なので今回は機械式のタコメーターのまま、PMC製のタコメーター取り出し口(Oリングが二重になっているオイル漏れ対策品)とタコメーターケーブルを用意し、機能はそのまま、単純にオイル漏れだけを修理する事にしました。


マフラーを外して作業するとやりやすいとは思うのですが、そのままでも作業できそうでしたのでそのまま作業しました。

前オーナーがオイル漏れを対策しようとしたのかケーブルにもコーキングのようなものが塗ってあります。↓

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取り外しは難しくなく、キャップ(?)の部分をペンチでつかんで回して緩めるとケーブルが抜けます。↓

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メーター側も同じように簡単に抜けます。↓

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上手く説明できませんがタコメーターケーブルに限らずこういったケーブルを抜く時には、簡単な構造の物であっても、外したら元に戻せないんじゃないかっていう漠然とした何とも言えない不安感に襲われます。私だけでしょうか?


ケーブルを外したら取り出し口も外します。

六角ボルト1本で止まっているだけなのでこれも取り外しは難しくありません。

ボルトを外したら引っこ抜くだけです。

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新旧比較↓

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マヌケな私はここまで来てやっと気付きました。

純正だとゴム製のOリングが1箇所らしいのですが対策品は2重になっています。

ところが外した部品も2重になっています。

もともと前オーナーが対策品に交換していたようです。

並べて見比べるとゴム製のOリングがへたっていて厚みがないのが良くわかりますが、ならばOリングだけ交換すれば安上がりでした。

エンジンに固定する部分の形状も違いますので、部品を購入する前に良く観察すれば気づけたと思うのですが、純正だと思い込んでいました。

ゴム製のOリング以外は磨耗するような物でもないので、無駄な出費でしたが今さら言っても仕方がないので気を取り直して新品部品を取り付けます。

ギアを移植↓(移植と言っても差し込むだけですが)

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エンジンに差し込む前にOリングにグリスを塗っておきます↓

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エンジンに挿入しボルトを締めて取り付け完了↓

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新品のケーブルを取り付け↓

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それぞれケーブルを差し込んでキャップ(?)を締めるだけです。

動作を確認して作業終了↓

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無事に針が動いて一安心です。

これでこの部分からのオイル漏れが無くなるといいなと思います。


意気揚々と対策品を準備したのに同じ部品が出てきたのは悔しいですが、逆に言えば対策品も長く使用していれば漏れてくるということですので、やはり定期的にメンテナンスが必要なんだと実感しました。

DIY カワサキ[Z1000A]ステムエンブレムを取り付けた話

正面から見たときのネジ穴が気になりまして。
というのもZを正面から見たときにヘッドライトの下のフォークの間の部分に、本来であればブレーキマスターから1本で来たブレーキラインを左右のキャリパーに分配するための部品が付いているのですが、以前フロントブレーキのマスターを交換した際にブレーキホースも新調し、マスターシリンダーの根元から左右それぞれにホースを取り回したため分配する必要がなくなり、部品が必要なくなってしまったので軽量化の名のもとに取り外したままにしてあったのです。ちなみにその部品はブレーキランプのスイッチも兼ねていたのですが、その時使用したマスターにはブレーキレバー部分にスイッチがあった為、純正の三又部品はスイッチとしての機能も必要なくなり正真正銘ただの重量物として不要の烙印を押されてしまっていたのです。
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外したのは良いもののネジ穴がそのまま空いていてあまりお洒落とは言えない状態でしたので、かねてから考えていたステムエンブレムを取り付けます。
購入したエンブレム↓
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これだけでは取り付けが出来ませんので合わせて取り付けキットも一緒に購入しました。
取り付けキットはPMCの物で「 Z1/Z2 ステムエンブレム マウントステーセット 」という商品です。税込みで1500円ほどでした。

ちなみにエンブレムは今回購入した艶消し黒のほかにメッキのタイプもあり悩んだのですが、購入した時にはメッキの方が在庫切れで納期がかかりそうだったので今回は艶消し黒にしました。

単純にボルトを締めてカンタン取り付け...と思っていたのですがキットに付いていたカラー(スペーサー?)を通してもボルトがとても余ります。
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改めて説明書を読むと、以前外してしまった例のブレーキホースの三又部品と共締めするようです。

仕方なく部品を引っ張り出してきて、本来の機能は全く果たさず、ただのスペーサーと成り下がった三又とエンブレムマウントのプレートを共締めし取り付けました。
軽量化やスマートに取り付けると言う意味では三又の厚み分のスペーサーとなるものを別途用意すれば良いのでしょうけれども、その為にホームセンターを物色しに行くのも面倒ですし、こんなものの重量なんてたかが知れていますので(さっきは軽量化で外したとか言っていたくせに)このまま使用します。

再び出番がやってきた三又部品↓
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プレートを取りつけた所↓
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プレートが取り付けできればあとはボルト2本でエンブレムを取り付けるだけです。

ちなみにエンブレムにもボルトが2本付属していたのですが、取り付けキットにもボルトが付いてきたので2本余りました。
また、スペーサーの長さも2種類付属しておりスペーサーも1つ余りました。
色々な年式に対応できるようにと部品の構成が考えられており感心します。厳密には余計となる部品にもコストがかかっているので割高になるのかも知れませんが、スペーサーの長さが少し合わないだけで取り付けできなくなってしまいますし、こういった配慮のされた部品が販売されているのは個人的にはありがたい事だと思います。

完成しました!↓
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無いよりもあった方が良いと思います。(よね?)
機能的な部品ではありませんが前から見たときの印象は良くなりました。
正直、自分のバイクでなければ言われなきゃ気づかないような事ですが、こういった細かい部分の積み重ねで全体の印象が決まるんだと思いますので、コツコツと見た目も整えていきたいと思います。

DIY アクセラ[BL] サイドブレーキを引いても警告灯が点灯しなくなったのを修理した話

自分の車ではないのですが修理を頼まれましたので。

症状はアクセラサイドブレーキを引いても警告灯が点灯しないとのこと。

ブレーキ警告灯はサイドブレーキ以外にもブレーキフルードが減っているなどの時も点灯するものですので、サイドブレーキを解除しても点灯しっぱなしということなら原因はサイドブレーキに限らずブレーキフルードが減っている等も考えられるのですが、今回は点灯しないということなので、恐らくサイドブレーキの根元にあるスイッチに問題があるのだろうと考えました。

警告灯の電球が切れているのかも知れないとも思いましたが、ブレーキフルードを抜く以外に点灯の検証をする方法が思い付かず、めんどくさいのでとりあえず確認しやすいスイッチを見てみることにしました。

サイドブレーキの根元が確認できるようにまずはコンソールのパネルを外します。
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ドリンクホルダーの部分と一緒に外れます。
裏側が爪で留まっているだけなので、工具は不要で指でグイッと持ち上げるように引っ張れば外れます。
裏から見た爪↓
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割れそうな気がして勇気が必要ですがバコッと外れます。

次にサイドブレーキのグリップを抜きます。
これも工具は必要なく、引っ張れば外れます。
2分割です。↓
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外れたところ↓
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サイドブレーキの根元付近を見てみると茶色のスイッチが見えます。埃がすごいです。
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パッと見、スイッチにつながるコネクタが外れている様子もなくコードが断線している様子もありません。
マイナスドライバーで白いコネクターの爪を押さえながらコネクターを抜き、7mmのスパナでボルトを緩めてスイッチを外します。
外れたスイッチ↓
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黒い円柱状の部分がバネスイッチになっていてサイドブレーキを解除するとスイッチが押され警告灯が消える構造のようです。
なので恐らくホコリか何かが詰まっているためにサイドブレーキを引いてもスイッチが押された状態のままで固定されてしまっていたのではないかと思います。
指でスイッチを連打しながら隙間からエアダスターを吹き、埃が飛んでいくように祈ります。
カチャカチャとスムーズに動くことを確認したら外したときの逆の手順で戻します。
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無事、点灯しました。

ブレーキ警告灯が点灯しなくても走行には支障がないのですが、万が一原因がサイドブレーキのスイッチではなく電球切れだった場合、ブレーキフルードが減っていても気付けませんのでやはり原因究明はしておいた方がいいですもんね。

DIY ハイエース アドブルーを補充した話

自分の車ではないのですが、メンテナンスを頼まれまして。

ディーゼルエンジンハイエースで走行していると、
メーターの液晶パネルにアドブルーを補充せよ!と表示が出たので補充してほしいと頼まれました。

私も詳しくは分からないのですが、アドブルーとは尿素水溶液の事らしく、排ガスをキレイにするために消費される消耗品の液体で8000km程(たしか)で補充が必要なものらしいです。

恐らく、メーカーで車を開発している人もメンテナンスにかかる手間や消耗品の種類を増やすことは不本意だったと思うのですが、時代と共に厳しくなる排ガス規制(よく知りませんけど)に対応するために仕方なく、このような仕様にせざるを得なかったんだろうなー(よく知りませんけど)と想いを馳せつつアドブルーとやらを注文しました。

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ミシン目に沿ってダンボールの抽出口をくりぬき
箱の中に付属していたホースを取り出してセット
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ハイエースのボンネットを開けると助手席側に青色のアドブルー注入口がありますのでそこから注ぎます。
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補充するだけの簡単作業なのですが私は盛大に溢れさせてしまいました。

注ぎ口からは内容量が確認できず、どれぐらい入るのか分からなかったのですが、警告灯が付いてから補充する訳ですし商品として売っている一箱分ぐらいは入るのかなと思い込みまして、勢いよく注いでいたらドバッと。よく考えたら空っぽになった訳じゃないのでそりゃそうかと。

おかげで余計な拭き取り作業が増えてしまいましたが、メーターの液晶からアドブルーの補充警告が消えたのを確認して作業完了です。

上の画像を見てもらうと分かるのですが、注ぎ口の回りが溢れた液体を受けるような形状になっていますので溢れたら止める的な物なのかも知れません。…違いますかね?

体感的に4分の1ぐらい余ったので、次回に取っておきます。
次回はもう少し慎重に注ごうと思います。

ちなみに、アドブルーは透明な液体で無臭でした。
尿素水溶液と言うぐらいなのでもしかして…と思ったのですが無臭でした。
そりゃそうですよね。

昔乗っていたクルマを振り返ってみる話 RX−7[FD3S]

パソコンの画像を整理していたら数年前に2年間所有していたFDの画像をみつけまして。

 

もちろん中古で購入した青色のFDは6型でした。

購入した時から社外の(オリジンだったと思います。)フロントバンパーでしたが、外装で交換されていた部品はそれぐらいで、エンジン周りもエアクリ交換ぐらいで他はノーマルのままの平凡な過走行車でした。

走行距離は9万kmぐらいでした。

しばらくして某オークションで購入したカーボンボンネットに交換して少し派手な見た目になりましたが、世の中には派手なFDが溢れていますので相対的に自分のFDは地味だなぁと思っていました。

ボンネットを開けると向こう側の光が透けて見えるぐらいペラペラのボンネットでした。

それぐらい軽量と前向きに考えていました。

さらに某オークションで購入した中古のGTウイングを装着しさらに少し派手な見た目になりました。

いま思えばFDという時点で目立ちますし、ノーマルのままキレイに乗るというのも格好良かったかなぁと思いますが、その時はレーシングカーのような見た目に近づいていくのが楽しかったのです。

 

機関に関しては、過走行な車両でしたがエンジンがかからないとか、吹けないといったトラブルはありませんでした。ブーストもきちんとかかりましたし、大きな異音などもありませんでした。

ただ車検の時に排ガス検査でひっかかり少々工夫が必要だったと聞きました。

この時は知人に車検をお願いしたため詳細はわかりませんでしたが、FDはその辺いろいろあるみたいですね。

 

一度、走行会に参加しドリフトをしたこともありました。

私は元々ドリフトは嗜む程度で決して上手ではありませんし、さらにこの時点でブランクもあり、私に腕がないのは百も承知ですがそれでもドリフトがやりやすい車ではないと感じました。

走行会に合わせて中古で購入したLSDの効きも悪く、

過走行ゆえなのかパワーも出ておらず、

よく言われる重量配分が良いゆえなのか、

思ったように振り回せずあまり楽しい思い出にはなりませんでした。

あくまでも私が乗っていた個体の話でありFD3Sという車種に対する評価ではありません。

もっときちんと整備されていれば話は違ってくるのだろうと思います。


実は当時はFD以外にも軽自動車を所有しており、通勤や買い物など日常的な使用はほとんどそちらだった為、狭いとか2ドアであることの不便は印象にありません。ただ、リアシートは大変に狭くとても乗れたものではありませんでした。スイカを置くためのスペースかと思うぐらいの窪みがあるだけで、大人が長時間過ごすのはかなり厳しいものでした。一応車検証には4人乗りとなっていますが現実的には2人乗りでした。


あと、これは私の周りに限った事かも知れませんが意外と女性ウケは良かったです。フェラーリみたいと言われた時はずいぶんと複雑な気持ちになったものでした。


その後、人生3台目となるGC8(インプレッサ)に乗り換える事にしたのですが、時期が良かったのか、FDはほとんど買った値段で売れました。維持費やカスタム代を除くと数万円で2年間レンタルしていたような計算でした。


お疲れの車両だったこともあり、たまにネットのクチコミや雑誌のインプレッションで見かける「ロータリー特有のどこまでも回るような感覚(?)」を味わうことはありませんでしたが、低い目線でクイックに動く軽量なFDは運転が楽しい車である事は間違いないと思います。


雑誌やネットでは早期のエンジンオーバーホールを含め、シビアなメンテナンスを推奨する情報が多く、少し神経質にならざるを得ないような気持ちにさせられますので、いわゆるマニアックで不便さを許容できる人向けな感じはしました。


ボロい車を買ってきたくせにネガティブな事ばっか言ってるような話になってしまいましたが、カッコいい良い車だったと思います。

きっとこれから更に車両価格も高騰していくのだろうと思いますが、街で見かけると嬉しくなる車種ですので現FD乗りの方にはこれからも頑張ってメンテしてどんどん乗ってもらいたいですね。